ゲームが「一応完成した!」と思ったとき、ちょっと立ち止まってほしいのがテストプレイ。
「自分で動かしてるからもう十分でしょ?」
「お願いするのって恥ずかしいし…」
…と思うかもしれませんが、テストプレイは絶対にやったほうがいいです。
この記事では、初心者でもできるテストプレイのやり方と、お願いする相手についてわかりやすく解説します。
テストプレイ=バグ探しだけじゃない!
テストプレイというと、「動くかどうかチェックすること」と思われがちですが、それだけじゃありません。
- ゲームがちゃんと説明なしで伝わるか?
- テンポが悪すぎないか?
- 途中でつまらなくなってないか?
など、“プレイヤー視点での気づき”を拾う大切な機会なんです。
自分で作ったゲームって、よくも悪くも「目が慣れてる」ので、他人の目は貴重です。
まずは「自分で何度もプレイ」してみよう
いきなり他人にお願いする前に、まずは自分で何度もテストしてみましょう。
自分でチェックするポイント:
- ボタンは反応してる?押し間違いしない?
- 意味不明な表示やバグは出てない?
- 操作してて気持ちいい?
できれば、わざと変な操作をしてみる(連打、無操作、変な順序)のもおすすめ。
思いがけないバグが見つかることがあります。
誰にお願いするのがいい?
最初のテストプレイは、身近な人でOK!
むしろ、厳しいレビューより「素直なリアクション」がほしい段階です。
おすすめのテストプレイ相手:
- 家族(兄弟、パートナー、子ども)
- 友達(ゲームに詳しくなくてもOK)
- 同僚(昼休みにちょこっと見てもらう感じで)
「暇なときちょっとやってみて〜」くらいのノリで頼むのがコツ。
「これ、操作わかる?」とか「どこで止まった?」と聞くだけでもヒントは山ほど出てきます。
オンラインでもテストできる!
身近に頼める人がいない…という場合でも大丈夫。今はネット上でテストプレイヤーを集める方法もあります。
方法いろいろ:
- SNS(X/Twitterなど)で「遊んでみてください」と投稿
- ゲーム公開サイト(Unity Room や itch.io)でベータ版として公開
- Discordの開発者コミュニティで募集
「遊んでくれた人全員が感想くれる」わけではないですが、それでも十分参考になります!
フィードバックの受け取り方のコツ
お願いして感想をもらうと、ついこんな気持ちになりがちです。
「うわ、そこか…」
「え、それバグじゃないし…」
でも安心してください。もらったフィードバックは全部「宝」です。
反映するかどうかはあなた次第。ムリに全部取り入れる必要はありません。
まとめ:テストプレイは「他人に遊んでもらう練習」
テストプレイは、バグ取りや改善のためだけじゃなく、
「他人にゲームを遊んでもらう」ための練習でもあります。
自分の作品を人に見せるのはちょっと勇気がいりますが、
その一歩が、ゲームを“本当の作品”に変えてくれます。
まずは身近な人に「ちょっとやってみて!」と声をかけてみましょう。
その反応から、次のアイデアがきっと生まれますよ!
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