ゲームを作り始めたばかりの初心者に多いのが、「とりあえず音は後回しで…」問題。
- 「音素材を探すのが面倒」
- 「ゲームが動けばそれで十分じゃない?」
- 「自分は音なしで平気だから…」
……なんて考えて、BGMや効果音を入れずに完成させてしまうケース、けっこうあります。
でもちょっと待って。
音がないゲームって、じつは想像以上に“損してる”かもしれませんよ?
目次
BGMがあるだけで、ゲームが何倍も「それっぽく」なる
BGM(バックグラウンドミュージック)は、文字通り「背景」に流れる音楽ですが、その効果は意外とすごいんです。
たとえば…
- タイトル画面に静かなピアノ曲が流れる → 「おっ、始まるな」感が出る
- 戦闘中にテンポの速い曲が流れる → 緊張感が増して手に汗握る
- ゲームクリア時に明るいファンファーレ → 達成感が2倍になる
視覚だけでなく、耳からの情報が加わることで、ゲームの世界が“立体的”になるんです。
「音がない」と、こう見えてしまう…
逆に、音がまったくないゲームってどう見えるでしょうか?
- タイトル画面が無音 → 「これバグってる?」
- ゲームが進んでも音がない →「寂しい…」
- クリアしても静か →「え、終わったの?」
ゲームそのものの出来がよくても、音がないだけで“完成度が低く見える”という不思議な現象が起こるんです。
特にスマホやブラウザゲームだと、「音がしない=壊れてる?」と思われることも…。
BGMだけじゃない!効果音(SE)の重要性
効果音も、ゲーム体験を支える重要なパーツです。
- ジャンプ音がある → 操作が気持ちいい!
- 敵に攻撃が当たる音 → 当たった!という手応えがある
- UIのクリック音 → ボタンが反応してる安心感
つまり、効果音は「プレイヤーへのフィードバック」。
なにかアクションをしたときに、音が鳴るだけでプレイ感が格段に良くなります。
音をつけるのは意外とカンタン!
「素材探すのが面倒…」という人に朗報。初心者向けのフリー音素材サイトが充実しています!
おすすめ音素材サイト:
- 🎵 DOVA-SYNDROME(BGM豊富。用途別で探せる)
- 🎵 OtoLogic(効果音とBGMがセットで揃う)
- 🎵 効果音ラボ(種類豊富。UI音も多い)
ツールによっては、ドラッグ&ドロップだけで音を入れられることもあるので、思ってるよりずっと手軽です。
まとめ:BGMは「空気」だけど、「命」でもある
音がなくてもゲームは遊べます。
でも、音があると“記憶に残るゲーム”になります。
ゲームを閉じたあとにふと頭に流れてくるBGM――
それがあるだけで、そのゲームはプレイヤーの心に刻まれるんです。
完成間近のあなたのゲーム、
あとちょっとだけ、音を足してみませんか?
そのひと手間で、グッと“ゲームらしさ”がアップするはずです!
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