ゲームを作ろう!…と思ったのに、
「どんなゲームにするか思いつかない…」
「面白いアイデアなんて浮かばない…」
――そんな悩み、めちゃくちゃわかります。
でも大丈夫。実はアイデアって、「天才的なひらめき」よりも「出し方のコツ」を知ってるかどうかがカギなんです。
この記事では、初心者でもすぐ使えるゲームアイデア発想法を5つ紹介します。
1. お題を使ってブレインストーミング
白紙の状態から考えようとすると手が止まります。なので、「制限」をつけて考えるのが効果的。
例)
- 「ジャンプだけで操作する」
- 「3分以内に終わる」
- 「プレイヤーが操作しない」
- 「ボタンが1つだけ」
こんなお題を自分に課してみると、意外とアイデアがポンポン出てきます。お題はネットにある「お題ジェネレーター」などを使ってもOK!
ポイント: 変な制限こそ発想のタネになる!
2. 「好きなゲームの一部分だけ」をマネしてみる
ゼロから全部考えようとするのではなく、既存のゲームの「1部分」だけを取り出して改造してみるのもアリ。
例)
- 「ぷよぷよの連鎖だけ」を別ルールで遊ぶ
- 「ゼルダのブーメランだけ」で戦うゲーム
- 「マリオのジャンプ」だけで謎を解くゲーム
好きなゲームの「この操作、気持ちいいな〜」をピックアップして、それだけで1本作ってみるイメージです。
ポイント: 丸パクリではなく「切り出して、変える」のがコツ。
3. 日常の「イライラ」や「あるある」をネタにする
感情が動く瞬間って、ゲームの種になります。
- 「満員電車にイライラ」→ 押されたら負けゲーム
- 「靴下が片方だけ行方不明」→ 探すミニゲーム
- 「猫が机の上の物を落とす」→ 落とす側になるゲーム
「あるあるネタ」をゲーム化すると、プレイヤーとの共感も生まれて、ウケが良くなりやすいです。
ポイント: 「それわかる~!」がゲームになる!
4. ゲームジャムに参加してみる
ゲームジャムとは、短期間でゲームを作るイベントのこと。テーマが毎回決まっているので、アイデア出しのきっかけになります。
有名どころ:
- Unity 1 Week(日本)
- Ludum Dare(海外)
- ゲームアツマール コンテスト系イベント
他の人のアイデアを見たり、制限時間内で無理やり考えたりする経験は、めちゃくちゃ脳が鍛えられます。
ポイント: 締切とテーマがあると、人間はひらめく。
5. 「意味がない」から考えてみる
どうしても「面白くなきゃ」とか「ちゃんとしなきゃ」と考えてしまうと、アイデアは固まってしまいます。そんなときは逆に、「意味がないことを考える」ことで突破口が開けます。
例)
- ボタンを押すたびに主人公がずっこける
- スコアが常にマイナスからスタート
- 敵の攻撃を当てると回復する
バカバカしいことをあえて考えると、それが新しい発想になったりします。
ポイント:「くだらない」はアイデアの宝庫!
まとめ:アイデアは「ひらめき」より「工夫」で生まれる
面白いゲームを思いつく人=センスがある
…と思いがちですが、実際は「出し方を知ってる」だけなんです。
今回紹介した5つの方法は、どれも「やってみれば誰でもできる」ものばかり。
ぜひ、1つでも試してみてください。ちょっとだけ、頭の中がゲームっぽくなってくるはずです!
アイデアが出てきたら、次はそれを「どう形にするか」がカギになります。小さく、簡単に、まずは形にしてみましょう!
コメント