「ゲームを作りたい!」と思って調べ始めると、最初にぶつかるのがこの壁。
え、Unity?Unreal?Godot?
どれ使えばいいのか全然わからんのだけど?
大丈夫。この記事ではそれぞれのツールの特徴をやさしく整理して、初心者にとっての選び方をナビゲートします。迷っている人は、これを読めば「よし、これで行こう!」って思えるはずです。
目次
そもそも「開発ツール」ってなに?
ゲームを作るための「道具箱」のようなものです。
- キャラを動かしたり
- 背景を表示したり
- 敵と戦ったり
…という処理を、全部1から自分でプログラミングするのは超大変。開発ツールは、そういった基本機能を簡単に組み立てられるようにしてくれる便利なソフトです。
比較する3つの定番ツール
ここでは、初心者〜プロまで幅広く使われている3つの代表的な開発ツールを紹介します。
🔧 Unity(ユニティ)
対応ジャンル:2D/3D両方に強い万能型
おすすめ度:★★★☆(少し慣れが必要)
- 世界中の開発者に愛されている王道ツール。
- スマホ、PC、Switchなど、いろんなプラットフォームに出せる。
- アセットストア(素材ショップ)が便利すぎる。
- 初心者にはちょっと最初のハードルが高いかも。
「本格的なゲームを作ってみたい」「YouTubeでチュートリアルを見ながら進めたい」人におすすめ。
🎮 Unreal Engine(アンリアル)
対応ジャンル:超リアルな3Dゲーム向け
おすすめ度:★★☆☆(中級者以上向け)
- フォトリアル系のグラフィックに強すぎる。
- 大作ゲームの開発現場でもガチで使われている。
- 「ブループリント」というビジュアルスクリプトがあるのでコードが苦手でもある程度OK。
- ただし、重い。PCスペックが低いと厳しい。
「3Dゲームでリアルな世界を作りたい」「将来的にゲーム業界で働きたい」人におすすめ。
🎲 Godot(ゴドー)
対応ジャンル:軽量2D/小規模3D
おすすめ度:★★★★(初心者にやさしい)
- とにかく軽い!起動も速い!動作も軽い!
- 完全無料。商用利用もOK。ライセンス的に超クリーン。
- 独自言語(GDScript)はPythonっぽくて初心者でもわかりやすい。
- 情報量はUnityやUnrealより少なめだが、年々増加中。
「まずは小さな2Dゲームを作りたい」「無料で始めてみたい」人におすすめ。
それぞれの向いてる人をまとめてみた
あなたのタイプ | おすすめツール | 理由 |
---|---|---|
ゲーム開発初挑戦!とにかく軽く始めたい | Godot | シンプルで軽い。プログラミングの練習にも最適 |
プログラミングも学びたい!汎用性も欲しい | Unity | 情報が豊富で実績も多い。王道の選択肢 |
グラフィック命!将来は3Dの職人になりたい | Unreal Engine | 映像美とパワーに特化。将来の武器になる |
最後に:大事なのは「触ってみる」こと
正直、ツールの比較を読んでるだけじゃ決めきれないと思います。でも、それでOK。
実際にインストールして、チュートリアルをひとつやってみてください。それが一番早く、自分に合うツールがわかる方法です。
迷ったらGodotかUnityからスタートしてみるといいかもしれません。「思ってたより楽しいじゃん!」となるはずです。
開発ツール選びは、旅の出発地点みたいなもの。いいスタートが切れると、開発がぐっと楽しくなりますよ!
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